空気中のアスベスト濃度
建材を調査したところアスベスト含有製品が見つかった、建物の解体・アスベスト建材の除去を行うのでアスベストが周囲へ飛散していないことを調査したいなど空気中に飛散している(かもしれない)アスベストの濃度調査。
空気中のアスベスト濃度の測定方法は、対象とする状況によって様々な方法が用いられている。代表的な方法としては
JISK3850-1 空気中の繊維状粒子測定方法
アスベストモニタリングマニュアル
作業環境測定法
室内環境等における石綿粉じん濃度測定方法
環境庁告示第93号「石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法」
などがあります。
測定方法はほぼ共通であり、細かな規定又は適用する条件などにより測定l方法を選ぶこととなります。
なお、これらの測定方法の中で「作業環境測定法」での測定の場合、測定結果の表示単位が他の測定方法と異なっており、表示されている分析結果が空気1cm3中の繊維数で表示されている。これを他の測定方法と同様に空気1リットル中の繊維数で表すと、分析結果の数値を1000倍した値となる。
また、総繊維数で測定するかアスベスト繊維数で測定するかによっても測定結果に違いが出る。
*総繊維数:アスベスト繊維か否かに係らず、アスベスト繊維の規定に合致した全ての繊維を計数し測定結果とした繊維数濃度。
*アスベスト繊維数:分散染色法を用いてアスベストの種類ごとに繊維数を計数し測定結果とした繊維数濃度。測定対象とするアスベストの種類に応じて分析を行うため、建物の解体などで対象とするアスベストの種類が特定されている場合には、対象とする種類のアスベストだけを分析するが、種類の特定が出来ていない場合には全種類のアスベストについて分析を実施する必要があり、分析料金が高くなる。
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